小学生からできるプログラミング言語、スクラッチ(Scratch 2.0)とは?

生活にパソコンなどのIT技術が浸透してからしばらく経ち、導入当初はサラリーマンや大学生などの一部の限られた人のみが利用していましたが、徐々に家庭にも普及していき、特別な人ではない誰でも利用する媒体となりました。スマホの普及もあり、IT技術は私たちの生活になくてはならないものとなっています。

そして、2020年からは小学校でプログラミング教育が必修化されることが決まっています。プログラミング教育を通して問題解決能力や論理的な思考などのプログラミング的思考、アイディアなどの想像力を養おうということです。また、小さい頃からIT技術に触れることによって興味を持ってもらい、将来的には需要の大きいIT分野の人材不足の助けともなることが期待されています。

この決定に伴い、小学生向けのプログラミング教育に興味を持つ方が増えており、子どもの習い事としてもプログラミング教室の人気が急上昇しています。

このブログでは小学生向けのプログラミング教室でもよく使われるビジュアルプログラミング言語“Scratch2.0”を中心に、他のビジュアルプログラミング言語やプログラミング教室を紹介していきます。小学生だけではなく、今までプログラミングに触れたことのない大人の方でも入門の参考になると思います。

Scratch(スクラッチ)とは?

Scratch – Imagine, Program, Share

Scratchとは、米国マサチューセッツ工科大学 (MIT) 建築・計画スクール内に設置されたMITメディアラボで開発されたもので、ブロックを組み合わせるなどの簡単操作でインタラクティブアニメーションやゲームを制作することのできるビジュアルプログラミング言語です。簡単に楽しみながらプログラミングを経験することによってさらに先のプログラミングに興味を持ったり、学習のやる気を起こさせることを目的としています。

Scratchのバージョン

Scratchは、大きく分けて2つのバージョンに分かれています。

2006年のリリース時に発表されたインストールして使うタイプのScratch1.4。このScratch1.4の登場によりビジュアルプログラミングが知られるようになり、プログラミングをはじめる敷居が低くなりました。

そして、もう1つのバージョンが2013年にWEBアプリケーションとしてリリースされたScratch2.0です。ダウンロード、インストール不要でブラウザから利用できることから、Scratch1.4に比べてさらに簡単に取り組めるようになり、誰でも簡単にプログラミングを経験することができるようになりました。

Scratch2.0は基本的にWEBアプリケーションですがダウンロード・インストールしてインターネット接続なしでも利用することができます。このため、新しく始める場合にはScratch1.4を使うメリットは少なく、Scratch2.0が主流となっています。

※このブログでは特に注記がない場合はScratch2.0のことについて記載しています。

Scratchの特徴

Scratchは他の言語と比べて以下の特徴があり、とても始めやすい環境となっています。

①ダウンロード・インストール不要のWEBアプリケーション

②しっかりとした日本語対応

①については前述していますが、Scratch2.0からWEBアプリケーションになったことにより誰でも簡単にはじめることができるようになりました。②についても勉強のハードルを大きく下げています。一般的に、日本以外で開発された言語は日本語マニュアルが少なく英語が基本となります。Scratchは多くの国や地域の言語に対応しており、日本語にも対応しています。

Scratchの動作推奨環境

Scratch2.0の動作推奨環境は以下となっています。以下を満たさない場合は動作しない、または不具合が発生する可能性がありますのでご注意ください。

OS

・Windows

・ChromeOS

・Mac

・Linux

ブラウザ(最新バージョン推奨)

・Chrome (Windows、ChromeOS、Mac、Linux)

・Firefox (Windows、Macのみ)

・Safari (Macのみ)

・Edge (Windowsのみ)

・Internet Explorer 11 (Windowsのみ)

その他

・2016/7/15以降のバージョンの Adobe Flash Player

Scratchの互換性

Scratch1.4とScratch2.0は互換性があります。つまり、Scratch1.4で製作したプロジェクトをScratch2.0で共有することができます。ただし、Scratch2.0で製作したプロジェクトをScratch1.4で開くことはできません。

Scratchの登録方法

Scratch2.0は前述の通りWEBアプリケーションのため、ダウンロード・インストール不要ですぐにはじめることができます。ただし、保存や共有するためにアカウントを登録する必要があります。

1.WEBサイトにアクセスする

Scratch2.0を提供しているWEBサイト(https://scratch.mit.edu/)にアクセスします。そして画面右上にある”Scratchに参加しよう“のボタンをクリックします。

2.必要情報を入力

Scratchに参加しよう“のボタンをクリックすると、アカウント登録のためのポップアップが表示されますので必要情報を入力していきましょう。まず最初の画面では”Scratchで使うユーザー名を入力“、”パスワードを入力“、”パスワードを確認“を入力します。

Scratchで使うユーザー名を入力“は、”半角英数字”と”_”のみ入力可能です。日本語やその他の記号を入力した場合はエラーとなりますので注意してください。入力が終わったら右下の”次へ“ボタンをクリックします。

次の画面では”生まれた年と月“、”性別“、”“を入力します。国は選択肢が日本語となっていないため、日本ではなく”Japan”を探して選択するようにしましょう。入力が終わったら右下の”次へ“ボタンをクリックします。

次の画面では”電子メールアドレス“と”電子メールアドレスの確認“、”Scratchチームからの更新情報を受信する“を入力します。”電子メールアドレス“と”電子メールアドレスの確認“は同じメールアドレスを入力してください。”Scratchチームからの更新情報を受信する“はチェックしておくとメールアドレス宛にScratchからメールがきますが不要な場合はチェックを外しましょう。入力が終わったら右下の”次へ“ボタンをクリックします。

以上で登録が完了します。この画面の”さあ、はじめよう!“ボタンをクリックするとScratchにサインインして使うことができます。ただし、この状態ではメールアドレスの認証が終わっていません。後から行うこともできますが忘れてしまうと大変なのでこのタイミングで一緒にやってしまいましょう。

ここまでの画面は一旦閉じて、登録したメールアドレスをチェックします。そうすると以下のようなメールが届いているはずです。

このメールにある”電子メールアドレスの認証“ボタンをクリックします。

上記のScratchの画面に遷移したら、メールアドレスの認証が完了です。これでScratch登録が全て完了しましので、サインインして製作、共有を行うことができます。

Scratchを始めよう

Scratchへの登録が完了したら、次はサインインしましょう。TOPページの右上に”サインイン“というボタンがありますのでクリックしましょう。

ユーザー名“と”パスワード“を入力する欄が表示されますので、先ほど登録したユーザー名とパスワードを入力して”サインイン“ボタンをクリックします。

サインインに成功すると右上のボタンがアカウント名に変わります。これでサインインが完了しましたのでプロジェクトを製作して保存、共有することができるようになりました。

まずは動かしてみよう!

まずはパソコンのブラウザからScratch2.0にアクセスしてアカウント登録、そして実際にビジュアルプログラミング(ブロックを動かして繋げる)をやってみましょう!

Scratch2.0でプログラミングをする方法については、以降の記事で紹介していきますのでまずはぜひ真似て作ってみましょう!

→次の記事:Scratch2.0プロジェクトの作り方(準備中)

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