Scratchバックパックの使い方

今回は便利なバックパックの使い方について解説します。

Scratchでは、プログラムやスプライトを一般的なパソコンの操作(ctrl + Cなど)でコピーすることができない仕様となっています。

同一プロジェクト内でコピーしたい場合、右クリックからの”複製”でコピーすることができます。ただし、この複製は同一プロジェクト内のみであり、他のプロジェクトにコピーすることができません。つまり、前に作ったプロジェクトにあるスクリプトを新しいプロジェクトにコピーすることができないということです。

このため、プロジェクト間にスプライトやスクリプトをコピーするために用意されている機能がバックパックになります。

バックパックとは?

バックパックとは”アカウントごとに用意された保管庫“みたいなものであると考えるとわかりやすいです。Scratchはプロジェクト単位で操作してプログラムを作っていきます。このため、普通に作ったプログラム(スクリプト)、スプライトなどはプロジェクトに紐付いており、他のプロジェクトでは利用できません。

しかし、多くのプロジェクトを作っていくと、前に作ったプロジェクト内にあるスクリプトやスプライトを使いまわしたいということが多く起こります。実際にScratchではなく、JAVAやPHPなどのプログラム言語を使って作るプログラムでも、以前に作ったプログラムを使い回すということは当たり前のように行われます。毎回1から作っていたら時間の無駄ですからね。

この使いまわしをScratchで実現してくれるのがバックパックです。バックパックはアカウントに紐付いているため、このバックパックにスクリプトやスプライトを入れることによってプロジェクト間を跨いで共通で利用することができるようになります。

バックパックの使い方

バックパックの使い方はとても簡単です。まずはコピーしたいスクリプトやスプライトがあるプロジェクトを開きます。

右下にバックパックと書かれた閉じたトレイがありますので、クリックしてトレイを開きます。

このトレイがバックパックの中身になります。初めてこのトレイを開いた場合は中身は空で何も表示されていないはずです。ここにスプライトやスクリプトを追加することによって、他のプロジェクトでも利用できるようになります。

バックパックに追加する

ではバックパックにスプライトを追加してみましょう。追加はドラッグ&ドロップでできます。

これで追加が完了です。スクリプトをコピーする場合も同様にドラッグ&ドロップで追加することができます。気をつけるポイントとしては、”必ずバックパックにコピーしたい一番上のブロックをドラッグする“ことです。スクリプトの途中をドラッグした場合は、選択した途中からしかバックパックにコピーされません。

これでバックパックにスプライトとスクリプトをコピーすることができました。

バックパックから利用する

次はバックパックにあるスプライトやスクリプトを他のプロジェクトで利用する方法について説明します。こちらも簡単で、バックパックからスプライト、またはスクリプトにドラッグ&ドロップするだけです。

バックパックの欄に、前回のプロジェクトで追加したスプライトとスクリプトが表示されているのがわかります。ここから、スプライトリストやスクリプトエリアにドラッグ&ドロップでコピーすることによって、このプロジェクトでも前回のプロジェクトで作ったスプライトやスクリプトを利用できます。

今回は試しにスクリプトを新しいプロジェクトのスクリプトエリアにコピーしてみましょう。

これでスクリプトのコピーが完了しました。前回作った”スペースキーを押すと右に10歩歩く“スクリプトがコピーされましたので、試しにスペースキーを押してみてください。右に10歩動くことが確認できるはずです。

プログラミングにおいて使いまわしは必須!

プログラムを作る際に、過去の自分が作ったプログラム、同僚が作ったプログラム、フリーで公開されているプログラムをコピーして使い回すということは普通に行われます。大規模なプログラムを作る上では必須とも言えるテクニックです。

バックパックの使い方をしっかりと理解して、プログラムの作成に役立てていきましょう。

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