【体験談】小学生にHour of Code(アワーオブコード)を教えてみた

2018年7月13日

私は小・中学生相手にアーテックの教材を使ったロボットプログラミングを教えているのですが、先日たまたま小学生に対してロボットプログラミングではなく自由にプログラミングを教える機会がありました。

 

このようなときはScratch(スクラッチ)を今まで教えていたのですが、すでにScratchを使ったことのある子だったため、今回は新しくHour of Code(アワーオブコード)を教えてみることにしました。Hour of Code(アワーオブコード)は初めての小学6年生の子でした。

 

今回学習したアクティビティは以下の2つになります。

マインクラフト(Minecraft) の Hour of Code

アナとエルサとコードを書く

 

アクティビティを活用したプログラミング教育

マインクラフト(Minecraft) の Hour of Code

Minecraft | Code.org

 

まずはHozue of Codeの紹介記事(こちら)にも記載したMinecraftをモデルにしたプログラミング学習アクティビティです。「Minecraftアドベンチャー」、「Minecraftデザイナー」、「Minecraft: Hero’s Journey」の3種類のアクティビティがあります。どのアクティビティもレベルは変わらないので1つ教えればよいでしょう。残り2つは反復練習などに活用しても良いでしょう。

 

今回は「Minecraft: Hero’s Journey」のアクティビティを教えながらプレイしてもらいました。

 

マインクラフトのHour of Codeは、ワークスペースに書かれたスクリプトでエージェントを動かします。その後に矢印の操作でキャラクターを動かして目的を達成していきます。

 

上記のステージ1では、エージェント(下にいるキャラクター)を1歩前に進ませることによって重力感知板に乗せることができます。そうすると扉が開き自キャラ(部屋の中にいるキャラクター)を部屋から出すことができます。

 

このステージのクリア自体は右下にあるチェストを手に入れることですが、このアクティビティには追加課題として「ダイヤモンド」を集めることができます。上記の画像ではマップの上部にあるのがダイヤモンドになります。ステージの課題をクリアするよりも少し難しいので挑戦させてみると良いでしょう。

 

ステージが進むにつれてくりかえし処理が必要になったり、クリアするために必要なブロック数が多くなっていきます。またさらに先では関数などプログラムを組む上で重要な要素も出て来ます。

 

教えてみた感想

scratch(スクラッチ)やロボットプログラミングを通して、ブロックプログラミングを経験したことがあったため、スムーズにアクティビティを進めることができました。イメージを見ながら進めることができるので特に大きく悩むことなくアクティビティが完了しました。

 

このアクティビティは対象年齢が小学2年生からとなっていたため、小学6年生には少し簡単なようでした。時間も30分程度で完了することができたので、小学2年生が行ったとしてもパソコンの操作ができれば1時間程度で完了するのではないでしょうか。

 

プログラミング学習の導入として利用するには良いアクティビティであると思います。

アナとエルサとコードを書く

Code.org – アナとエルサとコードを書く

 

“アナとエルサとコードを書く”はアクティビティの名前から分かる通り、アナと雪の女王を題材にしたアクティビティです。有名で人気のあるキャラクターを動かしながらプログラミングを学ぶことができるので子どもたちの興味を引きやる気になってくれます。

 

下記の画像のように複雑な模様もブロックを使って簡単に描くことができます。

https://studio.code.org/c/49768924

上記のように氷の模様を描いていきます。アナやエルサが動いた軌跡が模様になっていくため、どのように動かすか、何度ずらしていくかを考える必要があります。このため、プログラミング学習だけでなく算数の勉強にもなります。

また最後は自由に模様を描くことができるため、どのような模様を描きたいかの想像力や、それを叶えるためにはどのようにすればよいか計算するなどプログラミング以外にも多くのことの学びにつながります。

 

教えてみた感想

マインクラフトのアクティビティを完了した後にこの”アナとエルサとコードを書く“を行なったため、画面の見方やブロックの動かし方は問題なく行うことができました。

 

アクティビティの最初はラインを描いたり、四角を1つ描くだけのため順調に進んでいきました。少しつまづいたのは上記で紹介したような角度をつけてキャラクターを動かすときに”どのブロックを繰り返すか“と”角度を何度にするか“です。特に”角度を何度にするか”は考えるのではなく感覚で入力してしまいがち(それでも悪くはないですが)でしたので、しっかりと考えて答えを出すように教えたいところです。

 

時間は30分程度で完了しました。マインクラフトで操作性に慣れているので進みは早かったですが、アクティビティの量がこちらの方が多かったため時間が同程度かかりました。こちらを先にやっていた場合はもう少し時間がかかると思いますので1時間弱のアクティビティになります。

 

総評

今回は「マインクラフト(Minecraft) の Hour of Code」、「アナとエルサとコードを書く」の2つのアクティビティを教えてみました。どちらのアクティビティも小学2年生以上を対象としたScratch風のブロックプログラミングです。

 

アクティビティのおすすめは「アナとエルサとコードを書く」でした。見た目的に「アナとエルサとコードを書く」の方が可愛くて派手なため子どもの興味を引くことができます。また内容的にも長く複雑であるため、プログラミング学習だけでなく複合的な学習となります。ただし、小学校低学年には少し難しいかもしれません。

 

対象年齢が低い、または使える時間が少ない(30分〜50分程度)の場合は「マインクラフト(Minecraft) の Hour of Code」、小学校高学年以上または使える時間が1時間以上ある場合は「アナとエルサとコードを書く」が良いと思いました。

 

無料で利用することができ、かなり凝ったアクティビティとなっていますので小学生にプログラミング教育する機会があればぜひ活用してみてください。