Scratchブロックの種類(形状)

Scratchでのプログラミングをしていると、ブロックの形状がいくつかあるのに気づくと思います。このブロックの形状によって、なんとなく「このブロックにはこのブロックが合いそう」などと認識しているのではないでしょうか?合わないブロック同士ではスクリプトを組み合わせることが出来ないようになっています。

これは、適当ではないブロック同士を組み合わせたことによる構文エラー(プログラムの不具合)を起こさないためのScratchの素晴らしい仕組みの1つです。

今回はこのブロックの種類について説明します。ブロックの種類を選ぶことによって感覚ではなく論理的にどのブロックがどのようにつなげることができるのか考えられるようになるでしょう。

ブロックの種類

Scratchのブロックは「ハットブロック」、「スタックブロック」、「真偽ブロック」、「値ブロック」、「C型ブロック」、「キャップブロック」の6種類が用意されています。それぞれ役割によって分類されており、形状が違います。

ハットブロック

ハット(帽子)の形をしているブロックのことで、その名の通りすべてのブロックの頭にくるブロックになります。スクリプトを実行するためのスタート条件にあたるもので、プログラムにおいて必ず1つは必要となる欠かせないブロックです。スタートとなるブロックのため、このハットブロックの上には他のブロックをつなげることができません

代表的なブロックにはイベントパレットの「スペースを押した時」や「メッセージを受け取ったとき」、制御パレットの「クローンされたとき」などがあります。

スタックブロック

Scratchにおいて最も多いブロックがスタックブロックです。長方形で上下に他のブロックをつなげることが出来る凹凸が付いているブロックです。内容はシンプルな命令が記述されています。どのようなプログラムもこのスタックブロックのシンプルな命令を組み合わせていき複雑なプログラムになっていきます。

よく使うブロックとしては動きパレットの「10歩歩く」や「X座標を0にする」、見た目パレットの「Hello!と2秒言う」や「表示する」「隠す」といったブロックなどがあります。

真偽ブロック

真偽ブロックは、ある条件が真(True、YES)か偽(False、NO)かを判断するためのブロックです。1つのブロックで2通りの回答があるため、条件分岐に使われるブロックになります。6角形の形をしており、6角形のスロット(ブロックに空いている穴)に組み合わせて使います。

よく使うブロックとしては演算パレットの「□=□」や「□>□」(□は数値や文字列)、調べるパレットの「スペースキーが押された」などがあります。組み合わせる6角形のスロットは制御パレットや演算パレットにあります。

値ブロック

値を表すブロック。値とは、数値のことだけでなく文字列も含まれる。また特定の数値や文字列だけではなく、データパレットで作った変数やリストも値ブロックとなる。動きパレットの歩かせる歩数や真偽ブロックの比較用に使われることが多い。

代表的なブロックには演算パレットの「1から10までの乱数」、データパレットで作成する変数やリストがあります。

C型ブロック

アルファベットのCのような形状をしたブロックでCの間に他のブロックをセットすることができ、条件によって「繰り返し処理(ループ)」や「条件処理(IF)」など、Cの間の処理を行います。このような特徴からC型ブロックは全て制御パレットに含まれています。

よく使われるブロックとして「10回繰り返す」、「もし<>なら」があります。プログラムをシンプルに書いたり、また複雑な動作をさせたいときには必須になる重要なブロックなのでしっかり使い方を覚えましょう。

キャップブロック

キャップブロックは、スクリプトを停止するブロックになります。Scratchのスクリプトは、明示的に停止するブロックを繋げなくても最後の行まで実行されれば自動で停止します。このため、キャップブロックは最後まで実行されたくないときに明示的に停止させる場合に使用します。(例:IFブロックと合わせてある条件の場合のみ停止する)

キャップブロックは「”すべて”をとめる」、「このクローンを削除する」の2種類があり、どちらも制御パレットにあります。

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