Scratchブロックの使い方(見た目)

Scratchで用意されているブロックについてカテゴリーごとに簡単な使い方を説明します。

このページでは「見た目」カテゴリーに含まれているブロックを紹介します。他のカテゴリーのブロックの使い方についてはこのページの最後にリンクを記載してありますのでそちらよりご参考にどうぞ。

見た目パレットのブロックの使い方

見た目パレット(カテゴリー)には初期設定で19個のブロックが用意されています。ブロックの形状としてはスタックブロックが16個、値ブロックが3個となります。

“Hello!”と”2″秒言う、”Hello!”と言う

スプライトに発言させたいときに使うブロックが「“Hello!”と”2″秒言う」と「“Hello!”と言う」になります。発言は吹き出しで表示され、どちらのブロックも”Hello!”の部分を任意の発言させたい文字に置き換えることができます。また「”Hello!”と”2″秒言う」の”2″の部分は表示させる時間を表しており、こちらも任意の時間に変更することができます。

この2つのブロックの違いは「”Hello!”と”2″秒言う」の場合、指定した時間経過によって表示が消えますが、「”Hello!”と言う」の場合は上書きして別の発言をしない限り表示され続けます。同時に2つ以上の発言を表示することはできません。

また「”Hello!”と”2″秒言う」の場合、連続で使用した場合、1のブロックを2秒、その後に2個目のブロックを2秒言いますが「”Hello!”と言う」の場合は1個目も2個目も即実行されるため、2個目の発言しか表示されません。

「”Hello!”と言う」の発言は次の発言がない限り表示され続けますが、”Hello!”を空にして「””を言う」と発言することによって吹き出しを非表示にすることができます。

“Hmm…”と”2″秒考える、”Hmm…”と考える

“Hello!”と”2″秒言う」と「“Hello!”と言う」と使い方は全く同じになります。違うのは吹き出しの形でこちらは考え事をしているようなイメージになります。

こちらも同時に2つ以上の考え事を表示することができません。また考え事と発言を同時に表示させることもできません。「“Hmm…”と考える」で表示させた考え事は”Hmm….”を空にして考えることによって非表示にできます。これは上記で紹介した発言の「””を言う」でも非表示にすることができます。

表示する、隠す

言葉の通り、「表示する」ブロックは非表示のスプライトを表示し、「隠す」ブロックは表示されているスプライトを非表示にするために使用します。例えば、”レーシングゲームでアイテムを取得したら非表示にする、時間がたったらまた表示する”といったときにこの2つのブロックを使います。

コスチュームを”costume2″にする、次のコスチュームにする

スプライトのコスチューム(=見た目)を変更するために使用するブロックがこの「コスチュームを”costume2″にする」ブロックと「次のコスチュームにする」ブロックになります。

「コスチュームを”costume2″にする」ブロックの”costume2″は、対象のスプライトに設定されているコスチュームの名前を指定することができます。コスチュームの名前はスクリプトエリア上部のタブを”コスチューム”にすることによって確認することができます。また、任意の名前に変更することもできます。

また「次のコスチュームにする」ブロックは上記画面で登録されている順番になります。上記でいうと1個目が”costume1″、2個目が”costume2″になります。このスプライトでcostume2のときに「次のコスチュームにする」ブロックが使用された場合、ループしてcostume1になります。

「コスチュームを”costume2″にする」ブロックの”costume2″の部分は、スプライトのコスチュームから選択できる他、値ブロックを指定することもできます。

例えば上記のように変数を指定することも可能です。指定する値はコスチュームの名前でもコスチュームの番号を指定しても変更されます。存在しないコスチューム番号、存在しないコスチュームの名前を指定した場合は無効化されてコスチュームは変更されません

背景を”backdrop1″にする

ステージの背景画像を変更するためのスクリプトです。”backdrop1″は初期設定の白い背景であり、背景を追加で設定している場合は右側の▼をクリックすることにより候補として表示され、変更することができます。また背景を指定する他、”次の背景”、”前の背景”という選択肢があり、登録された背景の番号に従って順次切り替えることができます。

コスチュームの変更と同じく”backdrop1″の部分は選択肢から選ぶだけでなく値ブロックを設定することもできますので変数などで動的に変更することも可能です。

背景の設定方法については以下の記事に詳しく書いています。

ステージに背景を設定する方法について紹介します。 Scratchでは、あらかじめ複数の背景画像が用意されています。また、オリジ...

“色”の効果を”25”ずつ変える、”色”の効果を”0”にする、画像効果をなくす

これらのブロックは、スプライトや背景に画像の効果を与えるためのブロックになります。初期設定では”色”になっていますが、画像効果は色だけではなく以下の7種類の画像効果が用意されています。

▼画像の効果一覧

色:スプライトを200パターンの色に変化させることができる

魚眼レンズ:魚眼レンズで覗いたようにスプライトを変化させることができる

渦巻き:スプライトの中心から渦を巻いたように変化させる

ピクセル化:なめらかな表示からピクセル表示に変更する

モザイク:スプライトをモザイクにする。値が小さいと分裂したように見える

明るさ:スプライトの明るさを変えます。ー100で完全な黒(シルエット)になります

幽霊:透明度を変化させます。100で完全な透明となり見えなくなります。

画像の効果の詳しい使い方については、こちらの記事(準備中)にてまとめていますので参考にどうぞ

大きさを”10”ずつ変える、大きさを”100”%にする

スプライトの大きさを変更するブロックです。「大きさを”10”ずつ変える」ブロックは%が付いていませんが「大きさを”100”%にする」ブロックと同じく%での変化となります。基準値は現在の大きさではなく、初期値となります。

大きさは5〜524%の値で指定することができ、これ以下の場合は5%、これ以上の場合は524%の大きさになります。

前に出す、”1”層下げる

スプライトが複数重なっているときにどちらのスプライトが前でどちらのスプライトを後ろにしたいか、というときにレイヤーの順序を変更するときに使うブロックが「前に出す」ブロックと「”1”層下げる」ブロックになります。

「前に出す」ブロックは重なっているスプライトの中で一番前に持ってきます。「”1”層下げる」ブロックは複数のスプライトが重なっているときにスクリプトが書かれたスプライトのレイヤーを1つ下げます。つまり、3つ重なっていて1番前のスプライトに対して「1層下げる」ブロックを使った場合、1番目のスプライトが2番目になり、2番目のスプライトが1番目になります。3番目(一番下)のスプライトには変化はありません。

下記の画像のうち上の画像ではコウモリがScratchCatより上に来ています。この状態でScratchCatに対して「前に出す」ブロックを使うことによって下記の画像のうち下の画像のように順序が入れ替わります。

コスチューム#、背景の名前、大きさ (値ブロック)

この3つのブロックはスクラッチであらかじめ用意されている値ブロックになります。それぞれ名称の通りの変数となっており、「コスチューム#」ブロックは現在のコスチュームの番号、「背景の名前」ブロックは現在のステージの背景の名前、大きさはスプライトの大きさになります。

「コスチューム#」ブロックはコスチュームの番号、「背景の名前」ブロックは背景の名前となっており、似たような設定をする項目ですが番号と名前の違いがあるので注意しましょう。

使い方としては、例えば「コスチューム#」の場合、前のコスチューム戻すときに使用することができます。あらかじめ「次のコスチュームにする」ブロックはありますが前のコスチュームにするブロックは存在しないため、コスチュームの番号を取得してー1したコスチュームに変更することで「前のコスチュームにする」を実現することができます。

ブロックの使い方カテゴリ一覧

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