Scratch各ブロックの使い方(動き)

Scratchで用意されているブロックについてカテゴリーごとに簡単な使い方を説明します。

このページでは「動き」カテゴリーに含まれているブロックを紹介します。他のカテゴリーのブロックの使い方についてはこのページの最後にリンクを記載してありますのでそちらよりご参考にどうぞ。

動きパレットのブロックの使い方

動きパレット(カテゴリー)には初期設定で17個のブロックが用意されています。ブロックの形状としてはスタックブロックが14個、値ブロックが3個となります。

“10”歩動かす

動きパレットの中でもっともメジャーでよく使われるブロックがこの「”10”歩動かす」ブロックです。名称の通り、スプライトを動かすのに使用します。この”10”歩というのは、10ピクセルになります。このため、あまり小さい数字を設定しても変化がわかりにくいため、10以上を設定する方がおすすめです。

右に”15”度回す、左に”15”度回す、”90”度に向ける、”マウスポインター”へ向ける

スプライトの方向を変更するためのブロックがこの4つのブロックになります。スプライトの向きが変わるだけなのでこれだけではあまり意味がなく、他のブロックと組み合わせて使います。

例えば、「マウスのポインターへ向ける」ブロックと「10歩動かす」ブロックを組み合わせることによって、マウスポインターの方向にスプライトを動かすスクリプトにすることができます。

実際に動かしてみたプロジェクトが以下になります。マウスポインターを追いかけますのでゲームを作るときなどに応用していくことができます。

X座標を”0” Y座標を”0”にする、1秒でX座標を”0”に Y座標を”0”に変える、X座標を”0”にする、Y座標を”0”にする

スプライトのX座標とY座標を変更する、つまりステージ上での表示位置を変更するためのブロックです。これら4つは現在のスプライトの位置に関係なく、指定した位置に移動させるためのブロックになります。

初期設定の段階や、ゲームやアニメーションの場面変更のタイミングなどで使用します。特に「1秒でX座標を”0”に Y座標を”0”に変える」ブロックは、細かい位置や時間の計算をせずにスプライトを目的の位置まで動かせるため、アニメーションを作るときなどに最適です。

X座標を”10”ずつ変える、Y座標を”10”ずつ変える

先ほどの4つのブロックが現在の位置に関係なく指定した座標へ向かうブロックに対して、この2つのブロックは「現在の位置からどう動くか」を指示するためのブロックになります。少し難しい言い方をすれば、座標を絶対値での指定するブロック座標を相対値で指定するブロックと言えます。

座標を絶対値で指定する4つのブロックが初期設定や場面のリセット、アニメーションなどで利用しやすいのに対して相対値で指定する2つのブロックは、過去の操作を引き継いで結果が出ることからゲームなどに利用しやすいブロックになります。

もし端に着いたら、跳ね返る

スプライトが端に着いたら(触れたら)、触れた角度に合わせてスプライトが跳ね返ります。跳ね返る角度は端に着いたときの角度をもとに計算され、90度(壁に対して垂直)から反転した角度になります。例えば、壁に対して30度の角度でぶつかったときは150度で跳ね返るということになります。90度(垂直)にぶつかった場合は反転しても90度となり、ぶつかった方向と同じ場所に跳ね返っていきます。

このブロックを使う場合は端まで動く必要がありますので「”10”歩動かす」ブロックなどのスプライトを移動させるためのブロックと組み合わせて使う必要があります。

あくまで跳ね返るのはステージの端に着いた場合のみとなります。他のスプライトに触れた場合には跳ね返らないのでゲーム作成などに使用する場合はしっかりと考慮しましょう。

回転方法を”左右のみ”にする

回転方法を制限するためのブロックになります。このスタックブロックは1度実行されるとその後は効果を発揮し続けるため、「ずっと」ブロックなどの繰り返しブロックの中に置く必要はなく、初期設定と変更したタイミングのみ実行されるように配置しましょう。

選べるオプションは3つあり、”左右のみ”、”回転しない”、”自由に回転”の3種類になります。影響するブロックは「右に”15”度回す」、「左に”15”度回す」、「”90”度に向ける」、「”マウスポインター”へ向ける」、「もし端に着いたら、跳ね返る」の角度を変更する5つのブロックになります。

このブロックの気をつけるポイントとして「回転方法の指定は表示のみ」という点があります。「回転方法を”回転しない”にする」ブロックを実行後に例えば「右に”15”度回す」ブロックを実行した場合、表示上はスプライトに変化はありませんが実際の向きは裏でステータスとして管理されており変更されています。

このため、スプライトが向いている方向と「”10”歩進む」ブロックなどで進む方向にはズレが生じますのでしっかりと理解した上でスクリプトに組み込む用意しましょう。

X座標、Y座標、向き(値ブロック)

この3つのブロックはスクラッチであらかじめ用意されている値ブロックになります。それぞれ名称の通りの変数となっており、「X座標」ブロックと「Y座標」ブロックは現在のスプライトの位置、「向き」ブロックは現在スプライトが向いている角度を表します。

先ほどの「回転方法を”左右のみ”にする」ブロックでも説明しましたが、スクラッチでは「回転方法を”左右のみ”にする」ブロックを使用するとステージ上でスプライトが向いている向き(表示されている向き)「右に”15”度回す」ブロックなどを使って変更されている実際の向きに差異が出ていることがあります。

この「向き」ブロックは表示されている向きではなく実際の向きを示します。

ブロックの使い方カテゴリ一覧

Scratchで用意されているブロックについてカテゴリーごとに簡単な使い方を説明します。 このページでは「見た目」カテゴリーに...
Scratchで用意されているブロックについてカテゴリーごとに簡単な使い方を説明します。 このページでは「動き」カテゴリーに含...
Scratchで用意されているブロックについてカテゴリーごとに簡単な使い方を説明します。 このページでは「イベント」カテゴリー...

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする