学習に便利なスクラッチコーディングカードを使ってみよう!

今回はスクラッチコーディングカードについて紹介していきます。

個人での学習はもちろん、教育者向けのサービスになっているため、様々なシーンでの活用が期待できます。

スクラッチコーディングカードとは?

Scratch – Cards

スクラッチでは、教育者が指導しやすくするためにスクラッチコーディングカード(Scratch Card)というテキストを用意しています。

 

これは、チュートリアルで用意されているプロジェクトをテキストに落とし込んだものであり、印刷して配布することによってこのテキストを見ながらスクラッチの使い方を学ぶことができるというものです。※チュートリアルのプロジェクトと細部は異なります。

 

用意されているスクラッチカードはこちらの記事で紹介したチュートリアルに「初心者向けカード」を加えた12種類となります。このうち「初心者向けカード」のみ日本語となっており、残りの11種類は英語となります。ただし、画像や矢印などでわかりやすく紹介しているため、中学生レベルの英語で十分読み解くことはできます。現在は日本語のスクラッチカードを参照することができます。

 

スクラッチコーディングカードを見てみる

試しにスクラッチコーディングカードを1つ見てみましょう。

上記の画像は「ピンポンゲーム」のコーディングカードの一部です。このようにコーディングカードはどのような順序でブロックをつなげていけば良いか、画像とプログラム(ブロック)でわかりやすく教えてくれます。

 

コーディングカードに従ってプログラムを作っていくだけで簡単にプロジェクトを作ることができます。コーディングカードを見ながら作ったとすると小学校高学年でもだいたい30分程度でプログラムを作り上げることができます。

 

例えば、このスクラッチカードに導入部分で話をしたり、最後にオリジナリティーを追加する時間を足したりすることによって1時間の授業やワークショップなどで活用することもできます。

 

スクラッチコーディングカードを手に入れるには?

スクラッチコーディングカードはスクラッチのサイトでPDFが配布されています。ただし、スクラッチカードの内容は基本的に英語となるため日本人が利用するには中学生以上、または親御さん、学校や塾などで翻訳してあげる必要があります。現在は日本語のスクラッチカードを参照することができます。

 

またスクラッチストアで購入することもできます。ただし、スクラッチストアで販売されているカードは英語表記のみとなります。日本語に翻訳されたテキストが欲しい場合は公式サイトではなく、amazonなどのショッピングサイトから購入することができます。

 

オススメのカード

チュートリアルと同様に時間があれば全てのスクラッチカードを試してみるのが一番良いでしょう。時間のない場合は以下のスクラッチカードを試してみるのがおすすめです。

 

ピンポンゲーム

先ほどコーディングカードの一部を掲載したピンポンゲームですが、X座標・Y座標の変更、変数の扱いなどを学ぶことができます。チュートリアルではパドルのY座標が固定されていませんでしたが、コーディングカードではY座標は固定されておりX座標のみマウスを合わせるようになっておりゲーム性が高まっております。

 

ゲームということもあり、大人も子どもも楽しみながら学ぶことができるため嫌にならないで最後まで集中してコーディングに集中できます。

 

キャッチゲーム

こちらもゲームということで楽しみながら学ぶことができるコーディングカードになっています。ピンポンゲームと違う点としては、複数のスプライトを使用するところです。またキャッチしたタイミングで座標を変更するなどスプライトとスプライトが接触した場合についてもピンポンゲームよりも複雑になっています。

 

バーチャルペット

チュートリアルと同じく様々なスプライトを使用しており、スプライトの前後関係やメッセージの使い方を学べるほか、乱数を使ったパターン分けなども学ぶことができます。

 

スクラッチカードの中でも特にスクリプトが多いのも特徴であり、将来的にスクリプト量の多い難しいプログラムを組んでいくためのスタートにもちょうどいい程度になっています。どのスプライトのどのスクリプトがどのような条件で実行されるのか、スクリプトごとの兼ね合いはどうなるのかを意識しながら組んでいきましょう。